子育てコーチング講座 〜テニテオ 第回〜

第30回 きょうだい仲を良くする方法 〜きょうだい仲はママ次第!〜 (2013年09月号)

記事本文

 

テニテオ,teniteo,子育て講座,2013年9月

 

私は小2(女)、年中(男)、1歳児(男)の3人のママです。
ただ、ワーキングマザーなので、子どものために使える時間はあまりありません。その少ない時間をできるだけ楽しく過ごすため、特に兄弟が仲良く過ごせるように気をつけています。

 

例えば、弟がお姉ちゃんのオモチャを取ろうとしてケンカになりそう……こんなこと、よくありますよね? この時、お姉ちゃんは、「弟が私のオモチャを取る!」と怒りでいっぱいです。でも、弟は幼くて我慢ができないお年頃。
こんな時、我が家ではママが口を挟みます。
「さーちゃん(姉)、ごめんね。やっちゃん(弟)は、お姉ちゃんのことが大好きだから、同じオモチャで遊びたくなっちゃうんだよ」。
そして、合わせて、弟にも「やっちゃん、お姉ちゃんに貸ーしーてって言わなきゃダメだよね」と道理を説きます。

 

すると、多くの場合、お姉ちゃんの中では、「私のオモチャを取ろうとするヒドイ弟」が「私のことを大好きで、私と同じオモチャで遊びたい可愛い弟」に変わるんです! そして、お姉ちゃんは「やっちゃん、一緒に遊ぼう!」となったり、「お姉ちゃん、これ使ってるから、やっちゃんは、こっちにしよう?」となったり、「じゃあ、これはやっちゃんに貸してあげる!」となったりします。

 

もし、口を挟まないままだったら、「やめてよ! やっちゃんなんて、大っ嫌い!」となるところが、こんなに円満に話が進むんです。

 

ポイントは、「〇〇ちゃんは、お姉ちゃんが大好きだから……」という前置きの言葉。そして下の子に「そういう時は、こうしなさいね」と諭すこと。これは上の子に「ママはちゃんとわかってるよ」と伝える意味もあります。

 

兄弟仲が良いと、ママはとっても楽ですよ。ぜひ、試してみてくださいね。

 

 

実践してみよう!

 

例えば、下の子が上の子の邪魔をして、ケンカになりそうな時も、このテクニックは効果がありますよ。

 

こんな時どうする?

 

宿題をするお姉ちゃんに弟がちょっかいをかけて、お姉ちゃんが「いい加減にしてよっ!」と怒っている。

 

ママからお姉ちゃんに

 

「お姉ちゃんが好きだから、一緒に遊びたいんだよ。終わったら、遊んであげてね」

 

ママから弟に

 

「お姉ちゃんと遊びたいよね。でも、お勉強中だから、もうちょっと待っててね」

 

 ↓

 

お姉ちゃんの宿題終了後、仲良く遊ぶ姉弟

 

夫婦で応用 「ママの口からパパに、「○○ちゃんはパパが大好き!」と伝えよう」

 

パパと子どもの仲がイマイチだと悩む人も多いようですが、そんな時はぜひ、パパに「○○ちゃんはパパが大好きね!」と伝えてみて。
本当かどうかは重要ではありません。
パパが信じて、子どもラブオーラを出してくれれば、子どももパパが大好きになりますよ!

 

オススメ本

 

「手足のないチアリーダー」
(佐野有美、主婦と生活社)

 

先天性四肢欠損症で、生まれつき手足のほとんどがなく、あるのは短い左足と3本の指。
明るい小学生時代、悩んだ中学生時代、そして高校でチアリーディング部へ。
佐野さんの手記を読むと元気に生きなきゃと思えます。

 

 

 

(テニテオ 2013年9月号より)

 

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本田より一言

 

兄弟仲が悪い家庭の多くは、子ども同士で親の愛情を奪い合っています。
どちらが、より親から大切にされているか、愛されているかを競い合うんです。たまには仲良くする事があっても、心の底で、「弟は、私からママの愛情を奪い取る子」、「お姉ちゃんは、ボクからママを奪おうとするヒドイ人」、のように思いあっていれば、ちょっとしたきっかけでケンカになってしまいます。
下の子の方が幼いからかまってあげなくちゃ、とか、上の子の方が色々我慢しているしお利口だから、とか、親としての色々な気持ちはあるでしょうが、ぜひ、どの子も同じように、その子の個性をありのまま受け入れ、同じだけ愛していると伝えてあげて下さい。
子ども同士で愛情の奪い合いが起こらなければ、兄弟はほとんどの時間を仲良く遊んでくれます。
そして、ずっと先の将来、親である自分たちが死んだ後も、お互いに助け合ってくれる仲良し兄弟になってくれますよ。