「明日から使える現役ママの子育て講座」記事一覧

2011年4月~2018年5月まで、子育て情報誌teniteo(テニテオ)に連載していた「明日から使える現役ママの子育て講座」を紙面とともに転載しています。(全86記事)

 

コーチングや心理療法のマインド/スキルを活用した子育ては、時代や環境によって左右されず、子ども以外にも応用できるコミュニケーション方法です。
ぜひ、子育てに役立ちそうな記事を見つけて読んでいってください。

 

雑誌掲載時の誌面画像をクリックすると拡大表示します。
(誤字脱字等、一部、ホームページ転載時に修正してあります)

 

 

記事一覧

記事本文子育てに限らず、人間関係で一番大切な物は信頼関係(ラポール)です。大好きな親友に「あなたって、ちょっと我がままよね」と言われたら素直に反省できるのに、大嫌いな人に同じことを言われたら、反感を覚えませんか?これは、ラポールのある相手の言葉なら心にちゃんと届くけれど、ラポールがない相手の言葉には反発してしまい心まで届かないという実例です。子どもとラポールが取れていないと、ママがどんなに良いこと...

記事本文子どもを育てる時、ぜひ知っておいて欲しいことがあります。子どもは自分でやりたがっている、自分でする能力がある、そして最初はへたくそでもくり返せばちゃんと上手になる、この3つです。さて、人を育てる場では、相手のやっていることを代わりにやってあげるのを「ヘルプ」、相手が自分でやれるように工夫したり少しだけ手を貸すのを「サポート」と言います。例えば、やっと離乳食が始まったばかりの赤ちゃんでも、手...

記事本文子どもの一番の望みってなんでしょう?私は、「どんな自分でも大好きでいて欲しい」つまり、「ありのままの自分を受け入れて欲しい」ということではないかと思っています。これは子どもだけではなく、だれもが本能的に望んでいることでもあります。さて、それは何故でしょう?逆説的な説明になってしまいますが、ありのままを受け入れられていない状況を想像してみてください。ありのままを受け入れられていないのだから、...

記事本文子どもとどんな風に会話していますか?子どもの話に、「へえ、なるほどね」などと相づちを打って聞く人、「じゃあ、こうしたら?」とアドバイスする人、忙しいからと話を聞かなかったり、適当に聞く人も、話の聞き方は色々ですよね。では、子どもと会話する時に、子どもが「ママはわたし(ボク)のことをすごく分かってくれている!」と感じる会話法があることをご存知ですか? それは、ただ子どもの言葉をくり返す『おう...

記事本文子育てコーチングという言葉を知っていますか?ビジネスの場で使われる人材開発手法コーチングを子育てに応用したもので、幾つか特徴的な考え方があります。その代表が「答えは子どもの中にある」です。子どもに答えを聞く前に、「これはこういうこと」と親が先に答えを出してしまうと、山ほどある思いの中の一つではあるかも知れないけど、子どもが一番に感じていることを知ることはできません。先回りしてママが答えを出...

記事本文子どもって何かにつけて、してはいけないことをしますよね。悪いと分かっていてする時もあれば知らずにしてしまう時もありで、原因も様々です。さて、そんな時、どのように子どもを叱っていますか?「もう!ダメでしょう!」、「ああ!やめなさい!」、こんな風に言っていませんか? 「あんたはいつも悪さばっかり」なんて叱ってしまうこともあるかもしれませんね。でも、これらの言い方は子どもの心を傷つけてしまいます...

記事本文つい、子どもに対して「テレビ、目が近過ぎよ!」とか「こぼさないで食べなさい」とか言ってしまいませんか?一生懸命言っているのに子どもにはまったく通じず、だんだんイライラしてきて、最後は怒ってしまう……。そんなこともあるかも知れませんね。実は、これらは否定言葉です。否定言葉と言うのは、語感がキツくて、相手の行動を否定する、マイナスイメージが強い語り方です。大人でも「○○しないで!」と言われたら...

記事本文「ダメと言っても聞いてくれない」ってこと、ありませんか? お店でひっくり返って大騒ぎしたり、夜なのに外に散歩に行くとごねたり……。もちろん、ママが何を言っても本当にダメな時はあります。お腹が空いている時と眠い時の子どもには逆らっても無駄だと、私も思っています。だけど実は大抵の場合、ママが少し態度を変えるだけで、子どもは驚くほど素直に言うことを聞くようになるんですよ。子どもって、ものすごく賢...

記事本文子育てをしていると、ふと自分の子どもの頃のことを思い出したりしませんか?自分の経験を思い出しても、それを子どもに語っている人は少ないのではないかと思います。でも、実は子どもはママやパパの小さい頃のお話が大好きなんですよ。「ママもぞうさんのお歌が大好きでいつも、おばあちゃんにおねだりしてたのよ~」、「サンタさん、本当に来るかなって、ママも寝ないで待っていようと思ったわ」などなど、子ども時代の...

記事本文子どもがどのように色んな事を学んでいくか知っていますか?少し大きな子と遊ばせたら、その日の内に突然同じことができるようになった、なんて経験、ありませんか? そう。子どもはママやパパ、周りの大人や、ちょっと大きいお友だちの真似をして、新しいことを学んでいるのです。生れた時にはまったく日本語が話せなかった赤ちゃんが、一年程で「ママ」「パパ」「まんま」などの言葉を話し始めます。もし、その赤ちゃん...

記事本文子どもが3才くらいになると、自ら「なんで?」「どうして?」と質問攻めにしてくれるので、子どもに知りたい欲求が出てきたことがママ似も分かりますよね。では、もっと小さな1、2才の子どもも、大人が想像する以上に多くのことを考え、理解しているというのは知っていますか? まだ何も分かっていないように見える小さな子どもも、実はママの丁寧な説明を待っているのです。ママの手を振り切って道路に飛び出さんばか...

記事本文「子どもの成長は人それぞれ」と分かっていても、つい、よその子どもの成長ぶりに目が行ってしまうことってありませんか?「あの子、うちの子と同じ月齢なのに、もう歩いてる」とか、「え!?○○ちゃん、もう平仮名書けるの?」とか、気にしない気にしないと思っていても、やっぱり気になってしまいますよね。多少は仕方ありません。だけど、他の子の「できるところ」にばかり目が行っていると、大切な我が子に悪い影響が...

記事本文人にはそれぞれ、自分が心地よいスピードがあるのを知っていますか?例えば、いつもせかせか、何でも大急ぎで片付けなくては嫌な人が、「慌てることないじゃない」と言われたからって、ゆっくり片付けようとはしませんよね? 逆に、ゆっくり慎重に物事を進めなき嫌な人が「早くしてよ」と言われたら、イライラしちゃいますよね? これがスピードの違いです。この違いで人を、「頭の回転や行動が早く、いつも何でもさっさ...

記事本文子どもは何でも大人と同じことをやりたがります。まだ一才の子がお水の入ったコップをテーブルに運ぼうとしたら、「こぼすからママが運ぶわ」と止めたくなりますよね。三才の子が包丁を使おうとしたら、「危ないからダメ!」と取り上げますよね。そして、「おままごとにしておこうね」なんて、おもちゃを出して渡してみたり。実際、これくらいの幼児はおままごとも大好きです。一生懸命、ママにジュースやご飯を運んでくれ...

記事本文子どもに何かを頼む時や何かをやらせようとしている時、ちゃんと言ったのに、ぜんぜん伝わらなくてイライラした……なんてことありませんか?その時に自分が子どもに言った言葉を思い出してみてください。もしかして、「あれ取って」とか「それ、あっちに持って行って」などの指示代名詞を使っていませんでしたか?ママの言う「あれ」「それ」「あっち」などの代名詞はママの中では、ちゃんと「トンカツソース」、「絵本」...

記事本文ついつい「うちの子はなんでこんなに乱暴なんだろう」「どうして、挨拶ができないんだろう」などと、我が子を否定的に見てしまうことはありませんか?いくらそれが個性だと思っても、気になって仕方ないこともありますよね。そんな時は視点(子どもを見る立ち位置)を変えてみましょう。そうすることで、客観的に子どもを見ることができるのため、気持ちが落ち着きますよ。例えばデジカメをイメージしてみてください。シャ...

記事本文「こんな服イヤ!」などと、子どもが駄々をこねて、手に負えなくなることってありませんか?特に2・3歳の小さな子どもには、色んなこだわりが出てきて、魔の2歳児、3歳児なんて言われますよね。いつも同じ服ばかり選んで来るけど、もうボロボロだし、他の服も着せたい、そんなママの思いと裏腹に、子どもはお気に入りの服ばかり着たいと、とっても頑固。最初は優しく他の服を勧めていても、最後にはうんざりして「いい...

記事本文大人から見ると、子どもは相当に未熟なものです。やることなすこと、すべてがゆっくり。しかも、回り道も多ければ間違いも多いですよね。例えば、子どもが自分で服を着ようとしていても、朝の忙しい時間の上、前後反対だったりすると、思わず「ああ、違うわよ」とか「ママがやってあげるから貸してっ」とつい言いたくなります。また子どもが「ママ、やってあげるね!」と洗濯物を畳んでくれても、角がまるで合っていなかっ...

記事本文人には五感がありますが、その中で、人それぞれ得意な感覚(優位感覚)があることを知っていますか?五感を「視覚」、「聴覚」、「身体感覚(触覚、味覚、嗅覚)」の3つに分けて、どれが得意かを考えてみましょう。まずは、あなたが初めて自分の赤ちゃんを抱きしめたときのことを思い出してみてください。どんな風景が思い浮かんだでしょうか?赤ちゃんの表情だったり、産着などのイメージが思い浮かんだ方は視覚優位(V...

記事本文子どもの心の中にある透明なガラスの宝箱を知っていますか?そのガラスの宝箱の中には、両親やお友達からかけられた言葉や自らが経験したことが、どんどん詰め込まれて行きます。透明なガラス製なので詰め込まれたものは外から透けて見えます。明るく優しいステキな言葉や経験をたくさん詰め込まれた子どもは、その中身そのままに笑顔たっぷりの元気な子どもになります。辛く悲しい言葉や経験を詰め込まれた子どもは、自分...

記事本文可愛い我が子には、活き活きとした人生を送って欲しいと思いませんか?友だちもたくさんいて、勉強も好きで、将来の夢も持っていて、そして大人になった時にはその夢を叶えられていた!そう成長していったら、素敵ですよね。実際に夢を叶えられるかはともかく、子どもが夢を持つところまでは、実は簡単なんですよ。子どもは一番身近な大人である両親をロールモデルとして見ています。なので「こうなって欲しい」と思う姿を...

記事本文我が子を見て、つい悪いところが気になって仕方がない、多かれ少なかれ人には短所というものがあるものだ……そう思っていませんか?実は、そうした子どもの短所を簡単に消し去る方法があるんです。短所と長所はコインの裏表のような関係です。コイン=個性だと考えて下さい。個性をどのように捉えるかで、「短所」と見るか「長所」と見るかが変わってきます。例えば、あるママが「ウチの子は本当に落ち着きがない」と思っ...

記事本文子どもに「ありがとう」と言っていますか?「ありがとう」は、子どもの心を育む大切な言葉です。どんな時でもいいんです。ぜひ言ってあげて下さい。例えば、夕飯の時にお箸を配ってくれたら「ありがとう」。ママが風邪を引いたときに心配してくれたら「ありがとう」。赤ちゃんだったら、私のところに生れてきてくれて「ありがとう」。こんな感じです。誰かに何かをしてあげたとき「ごめんね、手伝わせちゃって」と言われる...

記事本文つい、子どもにウソをついてしまうことってありませんか?ウソを言っているつもりはなくても「動物園に行こうよ~」と言われ、行く気もないのに「今度ね~」と答える。こんなものでもウソの一種になります。実は子どもは、ママが本気で「今度行こうね~」と言っているのか、「行かないだろうけど……」と思いながら言っているのかを無意識の内に察しているんです。人がお互いに意思や感情を伝え合うことを“コミュニケーシ...

記事本文子どもの行動を見ていて、無性に腹が立つことってありませんか?冷静に考えてみたら「仕方ないか」と思えることでも、つい「いい加減にして!」と怒りが爆発しちゃうこと、ありますよね。なぜ、そんな気持ちになるのでしょうか? 実は理由があるんです。人が「子どもは〇〇であるべき」「○○でなければならない」と思う時、頭の中には、「〇〇している子ども」という理想の状態がイメージとして描かれています。例えば、...

記事本文普段から、子どもを抱きしめてあげていますか?ママにギュッと抱きしめられた時、子どもは本当に嬉しそうな顔をしますよね。どんな子でも、ママのギュッは大好きです。子どものヤンチャに、あまりに腹が立って、つい手が出てしまう。そんなこともあるかもしれません。そんな時は、子どもの寝顔に「ごめんね」と謝るのではなく、怒りが静まってからでいいので、子どもをギュッと抱きしめて「さっきは、ごめんね」と言ってみ...

記事本文普段は、ママ自身はあまり間違えず、子どもの方がが何か間違えてしまうことが多いでしょうが、ママだって、たまには間違えることもありますよね。そんな時、ちゃんと子どもに謝っていますか?対応は人それぞれでしょうが、子ども相手でも、ぜひ「ごめんね」と素直にあやまってあげて下さい。例えば、部屋に散らかった絵本を見て、「Aちゃん、絵本、出さないでって言ったでしょう!」とAちゃんを叱ったけど、実は犯人はA...

記事本文人はどんな時に行動すると思いますか?「やらなきゃいけない」と思った時? それとも「やりたい」と思った時?実は、どちらでもありません。一言でいってしまうと、「お尻に火が付いた時」と「目の前にニンジンがぶら下がっている時」に、ようやく重い腰を上げます。人は面倒くさがり屋で、基本は動きたくありません。それは、子どもも同じです。ママが「手を洗いなさい!」と言った時、全然洗わない子と「はーい」と嬉々...

記事本文子どもに「〇〇しなさい!」と怒ったことはありますか?例えば「トイレの後は手を洗いなさい!」というのは一般常識なので、もしできていなければ、ママも言いますよね。ちょっと大きな子が、トイレで手を洗わなかったら、それを見た友だちはビックリするでしょうし、それ以前に、トイレの後に手を洗わないまま、ご飯やおやつを食べることを考えたら「とんでもない!」と思いますよね?ママならすぐ分かる、こんな簡単な一...

記事本文私は小2(女)、年中(男)、1歳児(男)の3人のママです。ただ、ワーキングマザーなので、子どものために使える時間はあまりありません。その少ない時間をできるだけ楽しく過ごすため、特に兄弟が仲良く過ごせるように気をつけています。例えば、弟がお姉ちゃんのオモチャを取ろうとしてケンカになりそう……こんなこと、よくありますよね? この時、お姉ちゃんは、「弟が私のオモチャを取る!」と怒りでいっぱいです...

記事本文下の子が生まれると、上の子が赤ちゃん返りをしてしまうことって多いですよね? ただでさえ下の子のお世話で大変なのに、上の子までが赤ちゃんのように甘えん坊になってしまうので、困ってしまうママも多いと思います。なぜ、赤ちゃん返りは起こるのでしょうか?我が家に3人目の子どもが生まれた時、当時、年長さんだった私の娘は「ママはまさくん(次男・赤ちゃん)が一番可愛いでしょう?」と何度も繰り返し聞いてきま...

記事本文しっかり子どもを褒めていますか?褒めれば褒めただけ自己肯定感が育つので、ぜひ褒めてあげてくださいね。私は幸いなことに、褒められて育った子どもでした。叱る時は厳しいですが、基本的に褒めてくれる母でした。そんな母が唯一褒めてくれない場が、母親同士の会話の中だったんです。例えば「お手伝いをたくさんして、本当に偉いわね~」とよそのママが褒めてくれた時、母は、大抵「いえいえ、そんなことないですよ。こ...

記事本文イライラして、つい子どもに八つ当たりしちゃった! そんなことありませんか?私の場合、睡眠不足になるとイライラして、もうダメ!いつものヤンチャにも、なぜか鬼のように腹が立ち怒り狂ってしまいます。「同じ行動には同じような反応を示しましょう。そうしないと、子どもが混乱してママの顔色をうかがって行動するようになりますよ…」なんて教えていますが、やはりできない時もあります。どんなママでも、そういう日...

記事本文子育てをしていると、毎日のように初めてのことが出てきて、ママを戸惑わせます。「こんな時、どうしたら良いの?」など、そんな風に困ったことってありませんか? もちろん、育児書も山ほど出ていますし、子育ての方法はあちこちで教えてくれます。でも、幾ら言葉で教えられても、それだけじゃ分からず、焦ることもありますよね?さて、そんな時に有効な考え方があるので紹介します。あなたは今、何回目の子育て期間でし...

記事本文子どもがぐずって困ったことって、ありませんか?今回はそんな時の対象法をケース別で説明します。1つ目は“眠い時、お腹が空いた時”。こんな時は何を言っても通じません! 諦めて、できるだけ早く寝かせる、何か食べさせるのが一番です。次は“何か買って欲しくてお店で駄々をこねるような時”。このケースは、一にも二にも折れないこと。最初に「買わないわよ!」と念押ししておいても、目の前に欲しい物を見たら「買...

記事本文イヤイヤ期の原因を知っていますか?原因は色々ありますが、今回は、伝えたいことが伝わらなくて怒り出すケースについてお話します。2~3歳ともなると、子どもの中にも色んな感情が芽生えています。伝えたいことはいっぱいだけど、言葉が未熟でうまく伝わらず「なんでわかってくれないの!」と癇癪を起してしまう……。一生懸命に伝えようと努力し、でも伝わらない現実に気がつき、最後には爆発するという感じ。途中で、...

記事本文子どもの自由奔放な行動や発言にビックリして「やめなさい!」など、思わず否定してしまうことってありませんか?大人が何気なくやってしまいがちな、この手の否定が、実は子どもを密かに傷つけ、成長の芽を摘みとっていたりします。世の中には、いろいろな人がいます。経験や知識が異なれば、感じることも、行動も変わっていきます。アメリカ人と日本人では、物事の考え方が違うのは当然だと、誰もが思いますよね?大人と...

記事本文子どもに、もっとお手伝いをして欲しいって思いませんか?実は、お手伝い好きな子どもに育てるのは、意外と簡単なんです。それには最初が肝心です!多くの子どもは2~3歳の頃、ママの真似をして家事や炊事などいろいろお手伝いをしたがります。役に立たないどころか、逆に邪魔になってしまうお年頃ですが、その時がチャンスです!すかさず「うわぁ!ありがとう!ママ、大助かり!」と褒めてあげて下さい。きっと、子ども...

記事本文我が子に、男の子らしさ、女の子らしさが必要か?そんな悩みを持つママがいるそうです。男女の性差というのは、必要かどうかに関わらず、持って生まれた性質として存在しています。例えば、生まれたばかりの赤ちゃんでも、女の子は人の顔を好み、男の子は風に揺れるモビールを好むという実験結果があります。これは、物を見るための網膜の細胞が、男女で異なる事からきています。女の子が暖色を、男の子が寒色を好むのも、...

記事本文子どもが友だちとうまく遊べない。叱るような事でもないけど、親としては友だちと仲良く遊んで欲しいし、少しは我慢も覚えて欲しい。でも、どうすればいいのか分からない。もしかして一人っ子のせいかも…、と悩むママがいるそうです。そもそも、子どもはワガママなものです。特に第一子の場合は、パパやママ、周囲の愛情を独り占め、おもちゃもおやつも独り占め、という環境から生活がスタートします。そのため、何かを我...

記事本文入園してから随分経つのに、突然「今日は行きたくない!」と言い出したりするのが、子どもというものです。そんな時、どうしていますか?まだ幼いので、無理やり抱きかかえて連れて行ってしまう元気なママもいれば、叱りつけて行かせようとするママも、なだめすかすママもいるかも知れませんね。こんな時、オススメの技があるので紹介します。まずは、子どもが「行きたくない」と言っている気持ちを受け入れてあげましょう...

記事本文イヤイヤ期の癇癪には、以前の記事で書いた伝えたいのに伝わらない辛さから来るもの以外に、自分でやりたいのに、上手くできないジレンマからくるものがあります。2~3歳の子どもは自立心旺盛。でも、まだまだ未熟です。自分でやりたいのに、上手くできなくて癇癪を起こします。また誰かに手伝われても「自分でやりたかった!」と泣き叫んだりします。これではママも大変ですよね。とはいえ、これも成長のための大切なス...

記事本文電車に乗ったら大騒ぎ。レストランでも大騒ぎ。静かにしなさいって言っても、聞いてくれやしない……。そんなことありませんか?いつもと違う環境に行くと、萎縮して静かになる子もいれば、興奮して大騒ぎする子もいますよね。我が子が興奮して大騒ぎするタイプだったら、事前にこれから何が起こるか、そこではどうするべきなのかを伝えておくと良いですよ。例えば、電車に乗る時には、家を出る前に「今日はこれから電車に...

記事本文子どもは、毎日新しい事に出会います。小さければ小さいほど、毎日が驚きの連続、新しい挑戦の連続です。今できない事へ挑戦すると、成功もありますが、当然、かなりの数の失敗も経験します。今回は、こんな時の声かけについて話したいと思います。例えば、1歳児が歩く練習をしている時に「どうせムリだよ」なんて言う人はあまりいませんが、5歳児が自転車に挑戦しているような時は、つい「あーあ。またダメだったね」「...

記事本文小中学生の保護者から、よく「勉強をしないんですが、どうすれば良いですか?」というような相談を受けます。実のところ、小学校高学年以降くらいになってくると、既に勉強嫌いになってしまった子どもを簡単に勉強好きにする事はできません。分かっていないところへのケアと小さな成功体験を何度も積ませる事で勉強好きにする事は可能ですが、勉強が進んでいれば進んでいるだけ時間も手間もかかります。ただ、幼少期なら勉...

記事本文創造力や想像力はどうやって育つのでしょうか?知育玩具やタブレットの教育ゲーム?それともドリル、お絵描きなどの習い事?いいえ、どれも違います。実は何にもさせないのが一番です。与えられたものは決まった使い方に縛られるため想像力は働きません。おままごとの鍋に積み木を入れて食材として遊べば、それも小さな想像力。公園や庭で葉っぱをお皿・小石、木の実をご飯にとなれば、さらに想像力は豊かになりそうです。...

記事本文生まれて数ヶ月の赤ちゃんの頃は誰にでもニコニコ笑いかけていたのに、気がつくとたまに会うおじいちゃんやおばあちゃんに大泣きするようになって困ってしまった…これが人見知りです。祖父母以外でも、慣れない人には泣いてしまうのでママとしては大変です。ただ、これは人を見分けられるようになったという、子どもの成長の証だと周りも知っているので、誰もが「あらあら、人見知りが始まったのね」と暖かく見守ってくれ...

記事本文子どもは色んな理由でかんしゃくを起します。あれイヤ、これイヤ…そんなワガママに混ざって「抱っこ」と言うような言葉が混ざったら、それはママに甘えたい気持ちから来ているのかもしれませんよ。気持ちを分かって欲しいのでもない、自分でやりたいのに上手くできない葛藤から来るのでもない、このタイプのかんしゃくは、駄々をこねているという言葉がよく似合います。例えば、赤ちゃんが産まれた、ママが下の子を妊娠し...

記事本文言葉遣いが悪い、「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えない、文句ばかり言っているなど、子どもの態度の悪さが気になる、叱っても直らなくて困るなど、そんなことありませんか?時々なら「子どもだし仕方ないか」と思えても、毎日のことだと腹が立ちますよね。「ありがとうは?」などと催促しても、出てくるのがふてくされた「ありがとう」では嬉しくないし、「えー、こんなのイヤ」と文句ばかりを言われたらイライラも...

記事本文忙しいのに着替えてくれない、ご飯を食べてくれないなど、「もっと○○してくれたら良いのに」と思う事は多いですよね。そんな時、腹が立って「早く食べなさい!」「もう、ダラダラしないの!」などと怒鳴ったり、うんざりして「まったくいつもいつも…」とため息を吐いてしまっていませんか?実はこれは逆効果です。多くの場合、早くご飯を食べて欲しいのも、さっさと着替えて欲しいのも親の都合です。子どもはのんびり好...

記事本文小さな子どもは、色んな言葉を間違って使いますよね。その言葉の間違い、思わず直してしまっていませんか?正しい言葉を覚えてほしいから訂正するのだと思いますが、そこで「違うよ。そうじゃなくて…」と教えてしまうのは、実は子どもの言葉の発達を邪魔してしまっています。我が家の末っ子(現在3歳)は少し前まで「アイスクリーム」の事を「アイスクムーリ」と言い、パパは「違うだろ~。アイスクリームだろ」と笑いな...

記事本文子どもって、親の常識では考えられないようなヤンチャをしてくれますよね。そんな時、思わず「なんで、そんなことするの!」など、つい怒ってしまっていませんか?大人の常識の中では、理由を聞くまでもなく、冷蔵庫を開けっ放しにしてはいけないし、折り紙をお絵かき用紙にするのももったいない。ただ、冷蔵庫に入っているおやつを取ろうとした小さな子どもは、開けたら閉めなきゃいけない事を知らないのかも知れず、折り...

記事本文多くの子どもが、1〜2歳で道端のダンゴ虫に気づいて、その不思議な生態に目を輝かせて喜びます。他にも、列を作るアリを観察してみたり、小さな虫に興味を持ちます。さて、我が子がダンゴ虫を見て、つたない言葉で「ママ!すごいよ!」と教えてくれた時、思わず「汚い!触っちゃダメ!」など、言ってしまうママもいるでしょう。初めて見つけた生命の不思議をママに伝えたら、汚いと言われて叱られたとなると、子どもはガ...

記事本文子どもはよく転びます。走って転んで、怪我はしていないものの、ビックリして大泣きなんてこと、しょっちゅうありますよね。気付いた時、既に泣いていたのなら、まずは「痛かったね」「大丈夫?」と共感と心配の言葉かけをしてあげるのが一番です。でも、ママの目の前で転んで、その次の瞬間、子どもが呆然として、まだ泣いていないという事もありますよね。そんな時にオススメなのが、不幸中の幸いの「幸い」を見つけてフ...

記事本文子どもを育てていると、一度くらいは「抱き癖が付くから、泣いても抱いちゃダメよ」と主張をする年配の方に出会います。「甘えん坊」や「我がまま」になるから、抱かない方が良いなどと言われては、ママも焦ってしまいますよね。では本当に、抱き癖が付くから泣いている赤ちゃんを抱っこしてはいけないのでしょうか?もちろん、そんな事はありません。それは40~50年前の育児法で、現在では抱かない方が悪影響があると...

記事本文“子どもを褒めて育てましょう”と、最近は色んなところでこの言葉を聞きます。同時に、どこを褒めたら良いのか分からないというママの悩みもよく聞きます。「おっぱい上手に飲めてすごいね」「上手にパチパチできてすごいね」など、こんな風に、どんな事でも褒めるネタにできる赤ちゃんの頃は、あまり困りませんが、自己主張が激しいけど、まだ出来ることが少ない2~3歳児、やんちゃも激しい4~5歳児になると、たまに...

記事本文人と人とが仲良くやっていく時に、一番必要なものが何か知っていますか?それは信頼関係(ラポール)です。尊敬している人や大好きな人に「その考えは、ちょっとおかしい気がする」と指摘された時は素直に聞けるのに、大嫌いな人に同じ事を言われたら「うるさい!」とか「あんたに言われたくないよ」と反感を覚えることありませんか?同じ言葉を聞いても、感じる事は正反対。これが信頼関係の有る無しによって起こる違いで...

記事本文子どもが同じ失敗を繰り返す、止めなさいと言ったのになかなか止めてくれない、そんな時は、もしかしたら、子どもがママの言っている事を理解していないのかも知れません。例えば、子どもが道路に飛び出してしまった時、「危ない! 飛び出したらダメでしょう!」とビックリして怒鳴ってしまったとします。ママからしたら、当然、車が来るから危ないと言っているつもりです。「車来るよ!」とまで言っていたとしたら、子ど...

記事本文子どもには、できないことがたくさんあります。例えば、なかなか上手に折り紙が折れないとか、落ち着いて絵本も読んでくれないとか、三輪車が上手くこげないとか。そして、我が子ができていないのに、よその子ができているのを見てしまうと、ママは「あの子はもうできるのに、ウチの子は…」と、つい自分の子どものできないところに目が行ってしまいます。そんな時、多くのママは我が子も何とかできるようにしようと気合い...

記事本文間もなく新学年ですね。毎年、学年の切り替わり頃に、子どもが不安定になってしまった、急に夜泣きが始まった、園に行きたがらない…そんな相談を受けます。入園、卒園の年齢なら、ママも子どもの不安に敏感ですが、同じ園内で学年が上がるだけ、クラスメイトもほとんど同じというような時は、我が子が情緒不安定になる理由が分からないママも多いようです。だけど実は、学年の切り替え時期、多くの子どもが不安を感じてい...

記事本文子煩悩なパパも多い時代ですが、パパと子どもの不仲を何とかしたいと思って悩んでいるママもいるのではないでしょうか?人には、自分を愛してくれる人を愛し返す、自分を嫌っている人を嫌い返すという、鏡のような性質があります。もし、パパが愛情全開で子どもに向き合えば、子どもはパパになつきます。でも、ちゃんと心の中にはあるのに、愛情を表に出せない不器用なパパもいます。すると、子どもは「嫌われてるんだ」と...

記事本文壊れたおもちゃの前でいつまでも泣いている、何かが気に入らなくてグズグズ言い続ける、何がおかしいのかケラケラ笑ってろくに話を聞かない。子どもを育てていると、こんな事、しょっちゅうですよね。あまりにしつこいと、思わず「もういい加減にしなさい!」と言いたくなりますが、残念ながら、大声で怒っても子どもの気持ちが切り替わることは、まずありません。だけど実は、そんな時に、子どもの気持ちをスパッと切り替...

記事本文「どれがいい?」とか「何したい?」と聞いても、「なんでもいい」と言って、ちゃんとした答えが返ってこない子がいます。そんな子どもに「ちゃんと考えてよ」とイライラするママもいれば、自分で好きに決められるから楽ちんだと思うママもいると思います。では、そういう子どもたちが、何を考えているか知っていますか?本当は子どもの中には、ちゃんと答えがあるんです。ただ、過去に「どうしたい?」と聞かれて答えたら...

記事本文子育てに熱心なママの中には、子どもを叱らずに育てようと、とても苦労される方が多いようです。世の中には「褒めて育てる」「叱らず育てる」と言う育児を提唱する本も出回っていますが、本当は子どもを叱らずに育て上げるなんて、とてもムリ。例えば、命の危険があるような危ないことをしたら、優しく「ダメよ~」なんて言ってはいられません。人に嫌な思いをさせるような事をした時や、社会のルールをふざけて守らないよ...

記事本文ママの頭の中には、いつもたくさんの言葉が飛び交っています。家事に育児に自分の事。それ以外にも、パパの事までやらなくてはいけなかったり、ワーキングママなら仕事だってしなくてはいけません。一日中、息つく間もなく動き続けるママも多いですよね。そんな忙しい中、同時並行であれこれこなすママは、つい子どもにも、一度に幾つもの事を指示してしまいがちです。「歯、磨きなさいよ」と言い、子どもが歯磨きに行こう...

記事本文悪気のないママの一言が、子どもの成長を止めてしまう事があるって知っていますか?例えば、習っているピアノ。ろくに練習をしないまま先生のレッスンの日になってしまいました。こんな時、つい子どもに代わって「全然、練習できてないんです」「今週は忙しかったんだよね」「本当にすみません」というような事を言ってしまうママがいます。もし、熱が出てしまって園を休むくらい体調が悪く練習ができなかった、こんな状況...

記事本文注射嫌いの子どもに困った事はありませんか?注射は大人でも痛いものですが、ほんの少し言葉かけを変えるだけで、子どもも泣かずに打てるようになるんですよ。実は、注射が苦手な子の多くは、そのママも注射を怖がっています。そして「怖いよね」「痛いもんね」「可哀想に」など、マイナスイメージの言葉をかけています。これでは、子どもも一体何をされるんだ!? と怖くなっても仕方がありません。注射は確かにチクッと...

記事本文子どもを園に預けていて「これ、おかしくない?」と思う事はありませんか?以下は保育園の例ですが、例えば①各家庭がおむつの処理をしないといけない園で「おむつ全部に名前書く必要あるの?」と園のルールに不満を感じた場合や②「連絡ノートにいつも同じ事しか書いてないんだけど」と不安を感じた場合。そんな時は、我が子にフォーカスした気持ちをズームアウトして広い視野を持ち、まずは先生の立場になって考えてみま...

記事本文子どもに順調な成長をして欲しいと思うのは、親として自然な感情です。ただ、すくすく成長して欲しいと願うあまりに、次々に課題を与え、子どもに乗り越えさせようとするのは良くありません。例えば、鉄棒で前回りができるようになった子に、すぐに、「次はもう一つ大きな鉄棒で頑張ろうか?」「前回りの次は逆上がりの練習しようか?」などと言ったりと、このような姿をよく見かけます。この時、子どもの心の中は「一生懸...

記事本文普段行かない場所に子どもを連れて行った時など、子どもがまるでなじめなくて困った事はありませんか?例えば、喜ぶだろうと思って子育て支援センターに連れて行ったのに、ママの膝の上から一歩も動かず遊んでくれなかった時などです。『どんな場所でもすぐになじんで一人で走って行ってしまうような子だと、迷子になりやすいし心配。これも我が子の個性』という捉え方もあります。ただ、そうは言っても、せっかくなので新...

記事本文やって欲しいと思うことを、子どもがなかなかしてくれない時に、ちょっとした言葉かけで気持ちよく動いてもらう方法があります。例えば、もう自分でできるはずなのに靴下を履いてくれない、お箸を運んでもらおうとしてもやってくれない、そんな時に使える小ワザです。靴下の例では「ねえ、靴下って自分で履けるんだっけ?」と聞いてみます。ポイントは明るく楽しそうな声で「〇〇できるんだっけ?」と疑問系で聞くこと。小...

記事本文保育園や幼稚園への入園前、多くの子どもは不安を感じ、とても緊張しています。また、学年が上がる前も「一つ大きくなる」という嬉しさの中、いい知れない不安を感じたりするものです。そのため、2~3月は多くの子どもが「何故か落ち着きがない」「何故かイライラしている」「何故かすぐ泣く」など、情緒不安定になりやすい時期です。まずは、そういう時期だと知ってあげて下さい。知っていれば、子どもが不思議なくらい...

記事本文我が子があまりにのんびり屋さんで困ってしまうとか、あわてんぼうで困ってしまうとか、そんな事、ありませんか?もしかしたらママの戸惑いは、ママと子どものスピード感覚の違いによるものかもしれません。人にはそれぞれ、持って生まれた「スピード感覚」というものがあります。少し考えてみてください。自分がせっかちな方だと思いますか? それとも、のんびりな方だと思いますか? どちらでもなく真ん中だという人も...

記事本文忙しいのに子どもがのんびりしていて中々エンジンがかかならないような時、ついイライラして「早くしてよ!」などと小言を言ってしまいませんか?そんな時、叱らなくても気持ちよく子どもに急いでもらう方法があります。例えば、お出かけ前の忙しい時に、素早くトイレに行って欲しいのなら「よーし。ママと競争だよ。よーい⋮ドン!」と、こんなふうに言えば、多くの子どもは楽しそうにトイレに向かって駆け出します。ママ...

記事本文子どもに「あなたのことを愛している」「誰よりも大好きよ」と言葉で伝えていますか?最近では照れずに伝えられる人も多いと思いますが、従来、日本では言わなくても伝わっているだろうと、あえてこのような言葉は言わない文化があったようです。ただ「大好き」「愛してる」という言葉は口に出さない人も「ダメでしょう!」「こらっ!」など子どもを怒ったり叱ったりする言葉は、しっかりと口にします。すると、子どもはマ...

記事本文子どもがテレビやゲームに夢中で「もう、おしまい!」と言ってもやめてくれない、無理やり取り上げると癇癪を起こして大変、そんな悩みをよく耳にします。こんな時、どうすればいいでしょうか?まず、絶対に覚えておいて欲しい事があります。子どもは自制心が発達していません。だから、いくら「もう、おしまい」と伝えても、口で言うだけでは、まず聞いてくれません。「後5分~」を繰り返したり、癇癪を起こして大泣きし...

記事本文小さな子どもは、ミミズをポケットに入れて持って帰って来たとか、窓に油性ペンで絵を描いてしまったとか、親が「なんでそんな事を!?」と驚くような事をしでかしたりします。そんな時、どうしますか?してはいけない事をしたのなら、もちろん叱っても良いのですが、叱る前にちょっと立ち止まって、何故そんな事をしたのかを考えてみて下さい。多くの場合、親が困る子どもの無邪気な行動は、好奇心や、ただ楽しい気持ちか...

記事本文幼児期の子どもは無条件にママのことが大好きです。そのため、ママの言葉からとても大きな影響を受けています。例えば、いつも「頑張ってるね」「ありがとう」「もう少しこうすると良いんじゃないかな?」と自分を受け入れ、肯定し、優しくアドバイスしてくれるママに育てられた子は、自然と「もっと頑張ろう」「もっと喜んでもらえるようにお手伝いしよう」「もっと工夫しよう」と思うようになります。お尻を叩かれてやら...

記事本文子どもを育てる時、ちゃんと育てられているかが気になり、多くの人はつい、我が子を同じくらい年の子と比べてしまいます。乳児期なら首がすわった/すわらない、言葉がしゃべれる/しゃべれないなど。幼児期ならおむつが取れた/取れない、字が読める/読めないなど、あらゆることが目についてなりません。「あの子はもうジャングルジムに登れるのに、どうしてうちの子はできないの?」と思ったり、「あの子は大人しく絵本...

記事本文小さい子のママから「そろそろ、何か習わせた方がいいのかしら?」と聞かれることがあります。今は本当にいろんな習い事があり、早くから習わせる人も多いので、迷ってしまいますよね。さて、何歳が習い事始めの適齢かというと、正直「子どもが習いたがらなければ、ずっと何も習わせなくても大丈夫」というのが答えとなります。周りのママたちが子どもに習い事をさせ始めると、「うちの子にも早く習わせなくちゃ!」と焦っ...

記事本文子どもがどうしても言うことを聞かない時「言うこと聞かないんだったら、ママはもう◯◯くんのママやめる!」と子どもを突き放す方がいます。この言葉を聞いた子どもは泣きながらしがみつき、謝り、慌てて言うことを聞いてくれたりします。効果が高いので、中には「最後の手段」として便利に利用する方もいるようです。だけど実は、これは子どもに絶対言ってはいけない言葉です。何故ダメなのでしょうか?仮にパパ相手なら...

記事本文自分が小さい頃の事を覚えているでしょうか?お母さんはあなたを抱きしめてくれましたか?「大好き」と言葉に出して言ってくれましたか?頑張った時、褒めてくれましたか?あなたがもし、我が子の抱きしめ方がよく分からないのなら、幼い頃、あまり抱きしめてもらっていなかったせいかも知れません。我が子を可愛いと思っているのに、言葉にして「大好き」と言えないのなら、それは「大好き」と言われた経験が少ないせいか...

記事本文子どもがやってはいけない事をしてしまった時、つい「ダメでしょう!」と頭ごなしに叱ってしまいませんか?もちろん道路に飛び出すなど、命に関わるような事をした時は反射的に叱ってしまっても大丈夫です。だけど、友だちを叩いたとか、弟のオモチャを取り上げたとか、特に他の子が絡む場合は、責めたり叱ったりする前に、ぜひ最初に子どもの話を聞いてあげて下さい。話を聞く時には、怖い顔や声はNG。子どもが萎縮して...

記事本文朝なかなか起きてくれない、夜なかなか眠ってくれないなど、子どもの睡眠への悩みを持つ方は多いと思います。実はこのような睡眠の悩みは、驚くほど簡単に解決することができます。まず、体調が悪いなどの問題がないなら、朝起きられないのは睡眠時間が足りていないからです。『まだ眠い』から起きられない、ただそれだけです。逆に夜、早く眠れないのは『まだ眠くない』からです。睡眠時間が足りているので眠くならないと...

記事本文我が子にどんな大人になって欲しいか、意識しながら育てていますか?例えば、早く歩けるように、早く字が読めるように等、その子の発達段階の少しだけ先を見ている方が多いように感じています。もちろん、発達に遅れがある場合、早めに気が付く方が良いので、その視点も必要です。ただ、少し先を意識すると同時に、もっと先、我が子が大人になった時を見据えて育てていく事も大切です。他の子より半年早く三語文が出たって...

記事本文子育てで大切な事は何でしょう?たくさんあるのですが、私は中でも、① ありのままを受け入れる② 可能性を信じる③ 期待していると伝える④ じっと待つこの4つが何より大切だと思っています。他の子より成長が遅くても、ちょっとくらいヤンチャでも、それが個性だと親から受け入れ「いつかできるようになる」とその子の可能性を信じてあげれば、「これでいいんだ」と自信を持って自分のペースで成長する事ができます...

TOPへ