はじめに

愛知県の片隅で、育児書や雑誌連載を通して子育てコミュニケーションの方法を発信している本田千織(ほんだちおり)と申します。

 

ホームページを作るに当たって、自己紹介代わりに私の想いを書いてみました。なぜ私が育児書を書き始めたか、このホームページを作ることにしたかのか? ご興味ある方は読んでみてください。

 

私の略歴や、持っている資格、ベースとなる知識などを知りたい方は、コチラ(略歴/資格)をお読み下さい。

 

本田千織って、こんな人

 

2019年11月現在、私はとある総合商社勤務の会社員で、中学生の女の子と小学生の男の子2人の三児のママです。
(写真は少し前、子どもたちが小さい頃のものです)

 

3人の子どもを育て会社員をするかたわら、育児書を書いたり、子育て情報誌テニテオで子育て講座を連載したり、また、頼まれれば子育てコミュニケーションを教えたり、プロコーチとしてコーチングをしたりの活動をしています。(テニテオは2018年5月に連載終了)

 

小さい頃から子どもが大好きでした。また、読書が趣味だったこともあり、学生時代から育児書を読んでいました。
そして、育児学や児童心理学を専門的に学んでいた母に、幼い頃から、「子どもはこう育てると良いのよ」などと教えられながら育った事もあり、私にとって、子育ては割と楽で楽しいものでした。

 

また、学ぶことが好きだったので、子どもを産んでからも時間を見つけては色々と勉強しました。

 

最初はベビーサイン言語の一つである「よちよち手話」。
グーとパーでできるサインを見せながら育てたところ、まだ言葉の話せない赤ちゃんなのに、娘は手を使って一生懸命意思表示をしてくれるようになりました。
娘が1歳になる頃に、よちよち手話の講師資格を作ることになったから取らないかと先生に誘っていただき、資格を取りました。
(ものすごく熱心によちよち手話を使って育児をし、その様子を詳細にブログに書いていたら誘っていただきました)

 

そして、娘が2歳になる少し前、よちよち手話を卒業した娘とのコミュニケーションを更に充実させようと思い、プロコーチ養成講座に通い始めました。
(子育てコーチングでなく、プロコーチ養成に通い始めたのは、どうせ学ぶなら一番しっかり学べるところで……との意図でした)

 

 

なぜ、子育ての方法を発信し始めたか?

 

プロコーチ養成講座に通い始めた頃、保育園のお迎えで、いつも一緒になるママさんがいました。
保育園のクラスメイトで、月齢まで同じ1歳の娘たちを園庭で遊ばせていると、彼女が真顔で聞いてきました。

 

「どうして、子どもと、そんなに上手に接することができるの?」

 

私にとって、特に何かを意識して子育てをしてはいませんでした。子どもとは、ほぼ自然体で接していて、あまりに当たり前すぎ、彼女の「どうして」に、どう答えたら良いのか迷いました。
その時、ちょうど学び始めていたコーチングが、正に私の両親、特に父の子育て法にそっくりだった事を思い出しました。

 

そこで、コーチングについて、教えました。

 

その時のママさんとは友人になり、それ以降、何度も子育て相談を受け、アドバイスをしました。

 

この時の「どうして、子どもと、そんなに上手に接することができるの?」という質問をきっかけに、子育てで苦労しているママの存在が目に付くようになりました。

 

そして私は、子育てに悩む全てのママに、自分が知っている、ちょっとした子育てのコツを伝えたくなりました。

 

本当にちょっとしたコツですが、知っていて上手く使えれば、子育ては劇的に楽になります。

 

 

子育てが楽になれば、ママが笑顔になり、

 

ママが笑顔だと子どもも笑顔に、そして家族みんなが笑顔になれます。

 

 

どんな事をしてきたのか?

子育てコミュニケーション講座の開催

 

子育てコミュニケーションの方法を教えたくなった私は、まず講座を開こうと考えました。

 

2人目の子どもが産まれる少し前、大きなお腹をして、自宅でよちよち手話と子育てコーチングの連続講座を開きました。
4組のママと赤ちゃんが通ってくれました。自宅では、それくらいの人数でもいっぱいです。

 

2人目を生んだ後に、文化会館の和室を借りて、何度か1回完結の無料講座を開きました。
生後数ヶ月の長男をスリングに入れて抱っこしながら、すぐに使えるよちよち手話と子育てコーチングを教えました。
そこでは、10組ちょっとのママと赤ちゃんが参加してくれました。赤ちゃん同伴だと、広さはあってもそれくらいの人数が限界です。

 

たくさんのママに子育てのコツを教えたい気持ちとは裏腹に、これでようやく、3~40人です。

 

 

もっと伝えたい。

 

もっと多くのママと子どもを笑顔にするお手伝いがしたい。

 

 

 

小冊子作成

 

その少し後、私は2度目の育児休暇から、職場復帰しました。
仕事に復帰してしまっては、会社員の身では、なかなか講座を開く時間も取れません。

 

そこで、小冊子を作ることにしました。
40ページくらいの子育てコーチングの小冊子を100部ほど手作りして、ママ友さんや子育て支援センターの先生などに手渡しました。

 

喜んでいただけて、リクエストに応える形で追加をいくらか作りましたが、自宅のプリンターで印刷して自分で製本した小冊子です。それ以上の増刷はムリでした。

 

 

もっと多くの人に伝えたい。

 

もっと、もっとたくさんのママと子どもを笑顔にしたい。

 

 

 

育児書の出版と雑誌連載

 

書くことが何より大好きだった私は、育児書の商業出版にチャレンジする事にしました。

 

企画書を書いては送る事、数回。
運良く、学研より「子育てがみるみる楽になる 赤ちゃんとのおしゃべりBOOK」を出版することができました。
2010年11月、上の子が4歳、真ん中の子が2歳の時の事です。

 

この本は、出版の翌年、台湾の出版社からのオファーがあり、台湾版も出版して頂けました。

 

 

2011年の4月からは、月刊の子育て情報誌テニテオ(teniteo)での子育て講座を連載も決まりました。
東海地方のアピタやイオンや一部の幼稚園などで配布されている冊子型のフリーペーパーですが、気が付くと、テニテオは東京版、大阪版、宮城版も発行されるようにっていました。

 

その後、残念ながら、月刊誌だったテニテオは季刊誌となり、主体はWEB媒体となりました。また、季刊誌になったタイミングで子育て講座系の連載は、私の物を含めて、すべてなくなってしまいました。

 

最後の子育て講座は2018年5月号です。全85回、ずいぶんたくさん書きました!

 

 

2014年6月にはリベラル社より「子育て絵の悩みが一瞬でなくなる本」も出版する事ができました。

 

また、著書2冊とも、電子出版もして頂きました。

 

目指していた商業出版をすることはできましたが、それでも育児書は山のようにあり、子育て情報は有料・無料を問わず、あちこちに溢れています。

 

特別売れている訳でもない私の本を手に取ってくれる人は、ごく一部の方でしかありませんでした。

 

 

そして、当たり前ですが、

 

子育てに悩んでいるママさんは、まだまだたくさんいます。

 

 

だけど、ほとんどの子育ての悩みのほとんどには、ちゃんと解決法があります。

 

私はそれを伝えて、日本中の、そして世界中のママと子どもを笑顔にしたい。

 

 

 

ホームページの作成(今ココ)

 

私ができる事は、本当に少ししかないのかも知れません。

 

このホームページにすべての答えがあるとは思っていません。

 

そもそも、私自身、自分が持っているすべての知識を毎月たった1ページ(本分710文字制限)の連載に詰め込みきれたとは思っていません。

 

それでも、行動しないよりは行動した方が良いのだと信じて、この度、テニテオで連載していた子育て講座をホームページに掲載して公開する事にしました。

 

誰もが、楽に、そして楽しく子育てをできる社会になること、ママと子どもが笑顔で過ごせる世界になること、それが私の心からの願いです。

 

いつか、そんな世界が来ることを心の底から願いつつ、このホームページを作りました。

 

このページが誰かの、そして、読んでくださるあなたの助けになれば幸いです。

 

2019年11月 本田千織

 

 

 

 

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